勉強や進路に何か物申したくなったとき、どうすればいいのか？

2020年2月20日

こんにちは、
　　
進路コーチのさゆりです。
　

思春期の子どもさんの勉強の仕方や
進路に対して
　
　
もっとこうして欲しいのにな〜
　
こんなこと気づいて欲しいな〜
　

と、何か物申したくなったとき、どう対応していますか？
　

この記事では
２つのタイプについてお話ししたいなと思います。
　

この記事は以下のような人におすすめ

子どもさんに対して放任主義すぎるのかと不安になる人
親の価値観を押し付けるのも違うなと思う人
親の考えをきちんと子どもに伝えたい人
子どもに喝を入れたい人

愛を持って、伝える

相手のためを思って、愛を持って伝えることは
とても勇気の要ることだと思います。
同時に、とても素晴らしいことだと思います。
　　
なぜなら、それは
相手が受け入れてくれると信じているからできること
とも言えるからです。
　
　
愛を持って伝えるとは、
　
自分の言いたいこと「あなたってこういうところあるよね」「あなたはこうするべきだと思うよ」「こういう視点もあると思うよ」
などと単に相手に言いたいことをぶつけるのではありません。
　
相手にどうすれば届くかなと
言葉を丁寧に選びながら伝えることじゃないかと思います。
　
言葉を丁寧に選んでも、相手に指摘をしたりすることは
信頼関係がないと到底できないことではないでしょうか。
　
だからこそ、受け取る人にとって、大きな意味を持つこともあります。
　

親から子に。子から親に。
先生から生徒に。
愛するパートナーに。
友人に。
　

もちろん相手の受け止める力や
心のキャパにもかかっていますが、
「今」あなたがそのメッセージを伝えることで
その人が変化していくキッカケになることは、大いに有り得ます。
　
伝わると信じられる愛、愛を持って伝えるという行為は
一つの素晴らしい役割だなと思います。
　
　
　
　

そしてもう一つ。

愛を持って、待つ

　
愛を持って待つとは、今の相手のありのままの状況を愛を信じて受容するということだと、私は考えています。
　
＜人は、常に自分自身と闘っている＞
＜自分なりに日々いろんなことを考えて生きている＞
　
目の前のその人も同じように
まさに奮闘している最中かもしれません。

タイミングによっては
正論を言われても
今は素直に受け止められる準備ができていないことって
みんなあるんじゃないかなと思うんです。
　

人は、自分が変わりたいと思わないと変わらない。
　
　
　
親が子どもに口出したくなるけど
その子なりに頑張っていることを認めて
自分のタイミングで気付いて変わる力があることを信じて、温かく待つことも
時にはあっていいと思います。

これは大人と子どもの関係だけに限ったことではありません。
　
大好きな友人が何かに一生懸命に打ち込んでいて
何か助けてあげたい気持ちで
アドバイスしたり、指摘したりしたくなることはありませんか？

でも、本当に相手は今指摘することはできる状態かな・・・
相手がその頑張りの中で気付いていけることなのかもしれない・・・
と、一旦考えることで、その人の努力を温かく見守るという
もう一つの愛ある形が生まれるのかもしれません。
　
　
ただ、「待つ」というのは
一見何もせずに傍観者でいるような
ちょっぴりネガティブなイメージも感じる言葉でもあると思います。
　
でも、ここで言う「待つ」という行為は
『愛』のある待つ行為なんです。
　
　

たとえば、あなたが、恋人と待ち合わせをして、約束の時間に恋人が来なかったとします。そこで「ああ、あの人は私との約束を忘れてすっぽかした」と解釈するのか、「あの人はきっと来てくれる」と解釈して何時間でも待つのか。1時間、2時間経っても、相手が来ない。それでも相手を信じて待てるかどうか。
たとえば、人と人との会話のラリーにおいて、質問を投げたときに相手が黙り込んでしまった。そのときに、相手が思いを言葉にできることを信じて、待てるかどうか。

　
　
そんな感覚と似ていて
愛をもって、待つというのは
相手のことを深く深く信じているからこそ
できることなのではないかと思うのです。

まとめ

どちらのタイプも、とても素敵な役割なんだと思います。

どちらも取り入れて、時と場合によって、その人のことを想って、関わっていくことができるといいなあと個人的に思っています。

愛のカタチってさまざま。

ちょっとした思いやりで、あなたにとって、身近で、大切な人を大切にできますように。

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