こんにちは、
　
進路コーチのさゆりです。
　

よく高校生からの質問であるのが、
やりたいことがわからない…

よくよく聞いてみると・・・

　
こんな感じで質問を受けることはよくあります。
　
ただ、興味のあることがたくさんあって、未知の世界にワクワクできるって、すっごく素敵なことですよね！
　

やりたいことが絞れない要因

選択肢が多いがゆえに、本当にこれがやりたい！という強い意志を持てなくなってしまうから

そう、人間は、魅力的な選択肢がたくさんありすぎると選択ができないのです。
そして、悩んでしまうのですね。
　

　
選択肢が多いとどうなるか・・・
　

• 無力感が生まれる（＝選ぶのが大変）

　
実際にあった実験「ジャムの法則」というのがあります。
お店に【A：２４種類のジャムを並べた時】と、【B：6種類のジャムを並べた時】で売り上げを比べたところ、Bの少ない種類を並べた時のほうが、10倍も多く売れたのです。
　
たくさんの味が選べるアイスクリーム屋さんに言った時に、どれにしようか迷っちゃう！ってなった経験がある人は、そのシーンを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
　

• 満足度が下がる（＝選択に疑念と後悔が生じる）

一つ選んだとしても、「もしかして選ばなかったあっちのほうが良かったんじゃないか…」と、選択肢が多すぎるがゆえに、自分の決断に対する疑いと後悔が生まれてしまうようです。
　

• 期待値が下がる（＝比較する対象が増える）

比較する対象が増えると、絶対に自分の選択が一番良いと思えなくてはいけないという責任の気持ちが付きまとい、自分にとって良い選択をしたとしても、他の選択肢が残っていると、自分の選択への期待値が低くなってしまうという心理があります。

　
そういう人間の持つ心理ゆえに、本当にやりたい！という意志を持って定められない・・・とか決めても何だか心残りで優柔不断になったり・・・といった状況に陥ってしまうわけなんです。
　
　

解決策は、選択肢を少なくする！

強制的に「あなたのやりたいことは、ズバリ！」と、回答を求められた時に、答えられるか？
それが答えられて、２つか１つに絞ることができたら、今はその道を追求して、情報収集してみるのが良いでしょう。
　
ただ、それでも複数の分野で迷ってしまうわ！
という人のために、選択肢を少なく絞っていく方法としておすすめの方法は・・・
　

その「分野」に興味を持ったきっかけの出来事にクローズアップしてみる！ということ

です。
　
きっかけの出来事には、自分のその分野に対する思い入れがあります。

なぜ？その分野に興味を持ったのか？というのも具体的に見えてくる

• その分野に関われることが嬉しいのか
• その仕事の作業が好きなのか
• 自分の性格が生かせることに魅力を感じるのか

　
　
好き・興味の根っこを掘り下げていくことで、それが自分にとってどれほど優先順位が高いものなのか、自分の本音に問いやすくなるのです。
　
　

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• とりあえず大学進学かな…
• 自分の学力で行けるところ…
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