こんにちは、
進路コーチのさゆりです。
人が人にかかわる、ということ。
他の人がかかわることで、本人だけでは果たせないことが可能になったり、先に進めたり。
あの人といると伸びるとか、人の力を引き出すのが上手いと言われる人たちがいるけど、彼らはいったい何をしているんだろう?
“かかわり方のまなび方”という私のバイブルをご紹介したいと思います。
私はこの本の「まえがきの前に」がとても好きです。
西原由記子さんの言葉
写真:NHKオンライン|自殺と向き合う – 生き心地のよい社会のために
より引用
”本当に聴くということ。
言葉は生きていて、それを投げかけられると聞いている私の内面にもいろいろな感じが生まれる。
生まれたその「感じ」を一度受け容れて、消化して、言語化する作業を、できるだけ丁寧にしているんです。
でも、どうしてもなにか引っかかってしまう時には、おずおずと訊くことがあります。
思わず怒りがこみ上げて、「なんでそんな生活してるのよ!」と言いたくなることもある。
押さえたままだと聴きになってしまうんです。自分を抑えるのにエネルギーの多くを使ってしまうので、全身全力で聴けなくなる。自分を追い詰めている人の話を聴いて、「私はそういう生き方はとても悲しい」とお伝えしたこともあります。
正直じゃないと、本当の会話は出来ない。構えがあったら出来ません。いつも気持ちに正直で、時運の心がどうなっているかわかってることが大切なのね。だから、自分に対する感性は磨いていなければならないと思っています。
この西原さんのお話が、じんわり心に響きました。
人のことも、自分のことも、丁寧に大事にしている感じ。
あらゆる人間関係において、良好になっていくヒントなのかなと。
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