こんにちは、
進路コーチのさゆりです。
「自分の育て方が悪いのかな‥」
「自分がこんな育て方をしたから、こうなってしまったんじゃないか‥」
そう感じて、胸が苦しくなったことのある方もいらっしゃるかもしれません。
それは、子どもさんの学校での様子を聞いたとき?
子どもさんの言動にショックを受けたとき?
他の子どもさんや親御さんと比べてしまったとき?
自分の子育てについて考えてしまう瞬間は、
私たちの日常の中で、
想像以上にたくさんあるのかもしれません。
「もっと、子どものためにできることがあるはず‥」
「まだまだ、足りない‥」
本当にそうなのでしょうか?
お母さんやお父さんが、子どもさんにされていることは
実は、既にたくさんあると思うんです。
こんなにも沢山のことをしてくれる人は他にはいないし、
親御さんは子どもさんにとって、唯一無二の存在だと思うんです。
この記事では、親御さんがされていることへのリスペクトとありがとうの気持ちを、
私の実体験も踏まえながら、お話ししたいと思います。
この記事は、以下のような方におすすめです。
- 子育ての中で自分を責めてしまったことがある
- どう子どもさんと話して良いのか悩んでいる
- 子どもさんの力になりたいと思っている
目次
- 子どもが中高生のときは、親も不安を感じる時期
- 子どものことを考えている自体、十分すぎるほど素晴らしいこと
- 「あなたのことを、ずっと考えている」という言葉に救われた
- 当たり前のようにしていることに、目を向けてみる
- まとめ
子どもが中高生のときは、親も不安を感じる時期
中高生の子どもさんは、たくさんのことに悩み、
日々色んなことに不安を感じていると思います。
「これからどうしたらいいんだろう‥」
そう将来のことで悩んでいることもあるかもしれません。
でも、不安を感じているのは、子どもさんだけではありません。
「我が子を、どうサポートしたら良いかわからない‥」
親御さん自身も、子育てに不安を感じられていることがあります。
そんな声を、これまで私も聞かせてもらってきました。
「いつまでも、小さな子どもというわけではないから、
怒ることだけが良いわけではない‥」
そんな思いから、中高生の子どもさんに気を遣われている親御さんも
いらっしゃるのではないでしょうか。
子どもさんに思っていることを言えないこともあるかもしれません。
例えば、それはこんな場面で。
- 子どもさんの帰ってくる時間が最近遅くなっていること
- 子どもさんが片付けをしないこと
- 子どもさんがゲームをしている時間が長いこと
- 勉強のこと
「子どもが選んでやっていることだから‥」と
中高生の子どもさんの選択を尊重して
気になることがあっても、
言わないようにしようと考えられているかもしれません。
中高生になった子どもさんに何かを伝えることが難しい。
どうやってサポートしていったら良いかわからない。
日々色んなことに不安を感じているのは、
決して子どもさんだけではないと思います。
子どものことを考えている自体、十分すぎるほど素晴らしいこと
「子どもが勉強に集中できるために、
どう部屋の環境を整えたら良いんだろう?」
「親にできることはありますか?」
私はこのように親御さんから質問していただいたことがあります。
親御さんは、子どもさんを守る責任があると思って生きられている。
そう感じました。
こんな風に子どもさんと接しておられる中、
子育てでうまくいかないことあると、自分の責任だと思って傷ついてしまう。
子どもさんの行動を見てショックを受けて、
自分のこれまでの子育てを責めてしまう。
そんなこともあるかもしれません。
でも、子どもさんのことを考えられていること自体が、
十分すぎるほど、素晴らしいことだと思うんです。
- 帰りが遅い子どもさんのことを心配する。
- 子どもさんのこれからを心配する。
- 今日は何のご飯を食べたいかなと考える。
- 子どもさんが喜ぶものを買って帰ってあげようと思う。
- 学校で今何をしているかなと、ふと考える。
何かをする以前に、子どもさんのことを考えていること。
そのこと自体が、素晴らしいことなんです。
特別な何かをしなくても、親御さんがしていることは既にたくさんあります。
そんなことをしてくれる人は、自分の親以外に他にはいないと思います。
そんな意味で、親御さんは子どもさんにとって、唯一無二の存在です。
「あなたのことを、ずっと考えている」という言葉に救われた
「あなたのことを、ずっと考えている」
この母の言葉に、これまで救われてきました。
子どもの頃、そして、大きくなった中高生時代にも、よく母は私にこの言葉をかけてくれました。
母は仕事で忙しかったこともあり、
朝早くに家を出て、
夜遅くに帰ってくることは当たり前でした。
母が仕事でしばらく家を空けることもありました。
実際、小学生の頃、母と離れているときに
寂しい思いをしているときもありました。
でも、私は母の言葉に愛を感じていたので、
自分が不幸せだと思ったことはありませんでした。
母が自分のことを考えてくれている。
それだけですごくたくさんの力をもらっていました。
「子どもとしっかりコミュニケーションが取れているかな」
「親として子どもにやるべきことができているかな」
などと、考えること自体、実は素晴らしいことなんです。
何かをしてくれることよりも、
自分のことを思ってくれていること自体が
子どもの頃の私は嬉しかったです。
当たり前のようにしていることに、目を向けてみる
何か子どもさんのためにできることはないか。
日々の子育ての中で
自分のできることを探されている親御さんも多いと思います。
それでも、既に毎日してくださっていることが
十分すぎるくらい素晴らしいことなんだと思います。
- 「ご飯何食べる?」とラインを送る
- お弁当を作る
- 布団を温めていてくれる
- 子どもさんと一緒にいる時間を作る
- 子どもさんと話す時間を作る
- 服を買う
など‥
毎日さりげなく親御さんがしてくれていることに
子どもさんは助けられています。
前提として、既にたくさんのことをされていること。
親御さんお一人おひとりに心から「ありがとう」の気持ちです。
まとめ
日々、毎日を過ごす中で、不安を感じるのは
子どもさんだけではなく、親御さんもだと思います。
そんな中、子育てについてもっとできることはないかと
ご自身のことを責めてしまったことのある
親御さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、普段子どもさんのことを考えられていること自体が
既に十分すぎるほど、素晴らしいことだと思うんです。
特別な何かではなくても、
親御さんがされていることは既にたくさんあります。
そんな親御さんに子どもさんは助けられています。
いつも本当にありがとうございます。
心から感謝を込めて。
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