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自分のやりたいことに気づくためのヒント

自分のことは、自分が一番知っているはず。
     
そう思う一方で、
自分のやりたいことがわからない。
      
そんな経験はありませんか。
       
自分のことを理解するのは、
私たちがイメージしているよりも
実は難しいことなのかもしれません。
      

でも、進路選択をするために、
自分の「やりたいこと」を考え、自己理解を深めることはとても大切です。
      

前回の記事では、
「周りの人と自分を比べてしまったときにできる考え方」についてお伝えし、
その方法の一つとして、
自分の心の声である”want”に耳を傾けてみる」ことをご紹介しました。
         

やりたいことがわからないときは
自分の中にある「〜したい」 = “want” の気持ちに気づき、大切にするためのアンテナ
弱ってしまっているときなのかもしれません。
     
  
自分の”want”に気づくためには、何ができるのでしょうか。
        

今回の記事では、
自分のしたいことに気づくためのヒントをお伝えしていきます。
        

この記事は、以下のような方におすすめです。

  • 将来自分がしたいことがわからない
  • 進路について考えを深めたい
  • 自己理解を深めたい
  • 子どもさんの進路選択をサポートしたい

    
  

目次

  1. 自分の中の”want”と”must”の見分け方
  2. 日常に自分の”want”は隠れている
  3. 「嫌」も”want”に気づくヒントになる
  4. メタ認知をすることは、”want”に近づく一歩
  5. まとめ

         
 

自分の中の”want”と”must”の見分け方

     
自分の「したいこと」と似ているようで異なるものがあります。
      
 
それは、「しなければならないこと」。
       

“want”と“must”は全く異なるものです。
        
  
もしかしたら、
目の前にある「しなければならないこと」が
自分の「したいこと」のように感じた
経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
        
   
それでは、
“want”と”must”はどのように見分ければよいのでしょうか?
        
   
その方法は
「今していることを成し遂げた先に、私は喜んでいる?」
自分に質問することです。

        
    
そのとき、心から喜んでいる自分が想像できたら、それは“want”です。
         

一方、イメージした自分が喜んでいないとき、それは”must”です。
             

自分が心から喜んでいない場合、
それは周りの一般的な評価をイメージしてしまっている可能性があります。
           

もし自分のしていることが”must”だったときは、
どうしたら自分が喜べるか?を考えてみてほしいと思います。
             

日常に自分の”want”は隠れている

       
急に将来について考えるのは
ハードルが高いこともありますよね。
           

でも、実は、
日常の中に自分の”want”を知るきっかけはたくさんあります。
           

例えば、今日何を食べたいかということも
自分の大切な”want”です。
         

 
「今日何が食べたい?」と尋ねられたとしましょう。
      
それに対して、あなたが「なんでもいいよ」と言ったとします。
          

その言葉は、自分の意思がないということなのでしょうか?
もしかすると、自分の意思がないということではなく、
「相手が好きなものを食べてくれること自体が嬉しい」という
自分の意思”want”なのかもしれません。
           

日常の”want”に少し敏感になってみること。
           

それが、自分の「したいこと」に気づくヒントになります。
          

「嫌」も”want”に気づくヒントになる

         
自分の「したいこと」に気づくために、
自分は何に「嫌」と感じるかを知ることも有効です。
       

「嫌」という気持ちも
大切なあなたの意思の一つだからです。
        
 
みなさんは、どんなことが「嫌」だと感じますか。
       

みなさんは、最近どんなことに「違和感」を覚えましたか。
       

「どんなときに自分の心が喜んでいないか」を知ることで、
自分の「したいこと」に近づくことができます。

        

自分の「嫌」を見つめてみてほしいと思います。
         

メタ認知をすることは、”want”に近づく一歩

       
自分自身のことを客観的に見る能力のことを
「メタ認知」と言います。
    
たとえば、自分が何かをしているときに
自分の中のもう一人の自分が冷静に見ているように感じた経験はないでしょうか。
      
「今の自分はこんなふうに感じているなぁ」
「自分の内側でこんなことが起きているなぁ」
      
自分が行った言動や行動を振り返り
客観的に自分を分析すること
つまり、メタ認知をすることで、自分の”want”に近づくことができます。
        
 

  • 最近〜をしているとき、楽しいと思う
  • 〜をしているときに、心地よさを感じる

         
など
        
  
自分がどのように感じているかを知ること
“want”を大切にして、自分の意思で行動を選択することができる自分に近づくことができるのです。
        
  
様々な場面で、
自分がどう思っているかを
感じてみてほしいと思います。
       

まとめ

      
今回の記事では、
自分のやりたいことに気づくためのヒントをお伝えしました。
         

自分の”want”に知る方法を、3つご紹介しました。

  1. 日常に自分の”want”は隠れている
  2. 「嫌」も”want”に気づくヒントになる
  3. メタ認知をすることは、”want”に近づく一歩

     

  
みなさんにとって、
このヒントが自分らしい進路選択につながることを願っています。
           

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