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自分の考えを自由に表現できる時間が、子どもの自尊心につながる

こんにちは、
進路コーチのさゆりです。
 
  
子どもの自尊心を育むためにできることは何だろう。
           
そう普段から考えられている親御さんもいらっしゃるかもしれません。
           
   
前回の”アダルトチルドレンって知っていますか?”の記事では
子どもさんの自尊心を育むために、
「自分の考えを表現できる時間」を守ることが大切だとお伝えしました。
         
   
今回の記事では、
思春期から自尊心を育むためにできることをお伝えします。
           
 
子どもさんとのコミュニケーションのヒントになれば嬉しいです。
         
    
この記事は、以下のような方におすすめです。

  • 子どもとのコミュニケーションについて知りたい
  • 子どもの自尊心を育みたい
  • 子どもをサポートをしたい

        

目次

  1. 子どもの話を好奇心を持って聴き、その思いの背景について問いかける
  2. 評価や否定をするのではなく、自分の考えを自由に表現できる時間を守る
  3. まとめ

        
  

子どもの話を好奇心を持って聴き、その思いの背景について問いかける

        
   
子どもさんの自尊心を育むために必要なことは、
子どもさんの話を聴くことです。
        
  
そのときの1つ目のポイントは
子どもさんが話した言葉を
大人側のイメージで捉えないということです。

      
     
子どもさんが発したキーワードを聞いて
「将来〜の仕事に就いたら良いんじゃない?」
「〜学部に進学したら良いんじゃない?」
と親御さんが話してしまうことも、もしかしたらあるかもしれません。
        
    
子どもさんの話を「聴く」とは、
子どもさんが表現した言葉の背景まで聴くということです。
        
    
例えば
「動物が好き」と子どもさんが表現してくれたとしましょう。
             
その話を聞いたとき
・獣医
・トリマー
などの職業を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。
         
  
    
でも、子どもさんは親御さんが持ったイメージとは
違うことを考えているかもしれないのです。

        
   
例えば、本人は
動物園で動物と触れ合った経験が楽しかったと思っているのかもしれません。
         
   
ペットの服を作ることに興味があるのかもしれません。
        
   
絶滅しそうな動物の命を守りたいと思っているのかもしれません。
       
   
それは、本人に聴いてみないとわからないことです。
           
      
そのため、子どもさんの考えの背景について質問することも必要です。
           
    
質問することが2つ目のポイントです。
           
    
「どうして動物に興味を持つようになったの?」
「動物が好きだと思うようになったきっかけは?」
などと子どもさんの発した言葉の後ろにあるイメージを尋ねます。
          
    
大人側の解釈ではなく、
子どもさんの話の背景に耳を傾けてほしいと思います。

              
   
ここで大切になる心構えが、
好奇心です。
           
      
好奇心を持つとは、子どもさんの話に興味を持つということです。
         
    
「どんな思いがあってこの話をしているんだろう?」
           
    
そんな姿勢で話を聴くことが
子どもさんの自尊心を育むために必要です。
         
     
親御さんに興味を持ってもらえないと、
子どもさんは自分の考えを話すことを止めてしまうことがあります。
          
 
  
「好きといったらダメなんだ」
「自分の考えは受け入れられていないんだ」
と子どもさんが意識下で感じとる可能性があるのです。
           
    
子どもさんの話を好奇心を持って聴き、
その思いの背景について問いかけることが重要です。
           
     
身近な人から自分の考えに理解を示してもらえること。
             
    
子どもさんが自分の考えを自由に表現できる時間が守られること。
          
    
そのような「自分の話を聴いてもらえた」経験が
子どもさんの自尊心を育んでいきます。
        
    
   

評価や否定をするのではなく、自分の考えを自由に表現できる時間を守る

          
  
子どもさんの話を評価したり否定したりすると
子どもさんの自尊心は育まれません。
        
   
例えば子どもさんが
「CAってかっこいいな」
「CAさんになりたい」と話してくれたとします。
        
   
そのとき、
「若いときしかできない仕事だよ」
「一握りの人しかなれない」
などと親御さんが言ってしまったとしたら
子どもさんはどう感じるでしょうか。
        
    
そう思った本人の視点を潰すことなく、
背景をさらに深ぼってみると
本人が惹かれた職業のポイントや
大切にしたい価値観が見えてきて

これから自分軸に基づいた進路を考えていくヒントとして生かされるのです。
        
    
自由な表現が許されることが、
子どもさんの心を育んでいきます。

        
   
   

まとめ

            
今回の記事では、
親御さんが思春期の子どもの自尊心を育むためにできることをお伝えしました。
      
   
子どもさんの自尊心を育むために必要なのは、
話を聴くこと。
         
  
そして、子どもさんの思いの背景について問いかけることです。
       
   
そのときに必要なのは
子どもさんがどんな思いで話しているかについて
“好奇心”を持つことです。
         
   
それは否定や評価のコミュニケーションではありません。
         
   
自分の話を聴いてもらえた経験が
子どもさんの大きな力になります。
          
   
子どもさんが自分の考えを自由に表現できる時間が守られてほしいと思います。
          
         
   
  

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