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自分の変化や、周りの変化を感じながら豊かに生きる

こんにちは。
    
お久しぶりです。
さゆりです。
       

ここ2年間、なぜだか、コラムを書けずにおりましたが
親子や家族の関わりをテーマにもっともっと
みなさまにお伝えしていきたいという思いから
再開することにいたしました。
   

なかなか、更新がないなあと思って見てくださっていた方、ごめんなさい。
私自身の内側でも、いろいろな変化があり、
その変化を受け止めながら、納得のいく形で、ことばをお届けできる気がしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
    
    

とはいえ、この2年間、私に何が起きていたのか、どんな気づきがあったのか
まずそこからお伝えしていけたらいいなと思います。
 
 

他人の言葉に流されやすい自分になっていたことに気づいた

はい、シンプルに一言でいうと、これなんです。

いや、一人で生きているわけじゃないんだから
親や家族、周りの人の言葉に流されるということは
あって当然なんですけどね。
     
自分と相手の相互作用で、私たち、生きているんです。
     
本当は行きたくないけど、誘われたから行こうとか・・・
本当はご飯食べたい気分じゃないけど、出してもらったご飯だし食べようとか・・・
    
周りに合わせること・周りに喜ばれる自分でいることを選択することが
楽だなってことあるじゃないですか
    
周りが喜んでくれている=自分も幸せ・嬉しい
と思うことってあるじゃないですか
    

周りに合わせていても、それを選択しているのは紛れもなく「自分」なんです。
   
 

ただ、その度が過ぎてしまったのか
私は、周りの気持ちを受け入れ過ぎて、自分の本音がよくわからなくなってしまったのです。
 
 
周りが言うなら、それが正しいんだろう
私が間違っているんだな、ごめんなさい
私のために言っていることだから、受け入れて、そこから学ばないといけない
機嫌が悪くなっているのは私のせいだ
ありがとうとか、相手が喜ぶ言葉をちゃんと伝えなきゃな
 
 
と、そのように捉える自分になっていました。
渦中にいる自分は、そうなっている自分に気づくことができません。
 
 
さらには、人から色々と要望を言われたり、責められたり、悲しいと嘆かれたり、
それが私にとってストレスになる程の場面が多かったです。
   
しかし、相手をそうさせてしまっている原因は、
これまでの自分自身のふるまいだと気がつきました。
気がつくまでに、かなり時間がかかりました。
 

それを気づき始めた時、私は、パートナーやそのご家族とお別れすることを決め、
仕事の仕方も改めて考え直したりしました。 
   
一般的に考えると非常識なことであったとしても
世間体や形にこだわらずに、
”自分がどうありたいか”を考えて決断しました。
    
  
今までの自分ならしないような決断、変わる決断ってめっちゃ怖いです。
でも、行動に移すようにすると、自分の心がスッと軽くなりました。
 

これまでは、私が私を大切にすることを傍に置いて、
相手のことをなんでも受け入れる姿勢を取りすぎているから
相手は「受け入れてくれる人なんだ」というふうに見えていて
ストレスになるようなことを言い続けたり、やり続けたりするのです。
自分が相手にそうさせていることに気づいたのです。
   
 
 
周りに合わせる選択をするのも、頑張る選択をするのも
自分の本音がわからなくなるようなことも
そんな全ての経験は、大切なことに気がつくための経験だったんだと思います。
   

誰しも、皆、変化し続けている

自分が気付いて、変化していった時に、周りは驚きます。
きつい言い方で言うと、自分がこれまで自分を大切にせずに行動選択してきた分の反動は大きいということです。
周りは、あなたのその変化についてこれなくなります。
否定・批判もしてくるかもしれません。
それは、当たり前のことだと言えるでしょう。
   
 
それでも自分が気付いて、こう変化していきたいと思うならば、
親であれ、家族であれ、あなたが尊敬するどんな人であれ、
誰が何を言おうとも、自分の決めたことを肯定して良いと思います。
”NO!!!” ”やりたくない” ”私はそれを受けいれない”と言ってもいいのです。
相手を納得させなくてもいいし、理解してもらわなくてもいいです。
    

とはいえ
自分を大切にすることって
頭では理解していたとしても、
本当に、本当に、難しいことなんだなと思います。
  
だから、少しずつ、少しずつで大丈夫なんだと思います。
  

例えば、皆さんは、今までは自分の子どもが「なんでも言うことを聞く、真面目な、いい子。とっても可愛いうちの子。」と思っていたけど
思春期になって自我が芽生え始めて「言うこと聞かない子。あの子は変わってしまった・・・。親を悲しませる嫌な子になっちゃった。」と思うことがあるかもしれません。
   
   
それは、その子自身が、自我を意識して、自分を大切にする方法・手段を考え始めているところなんですよね。

   
でも、今までの「なんでも言うことを聞く、真面目な、いい子なうちの子」であってほしいし
「きっと受け入れてくれる」って思うから、いろいろ要望を言ってしまって
子どもさんがしんどくなるケースがあります。
 
 
他にも、進路に関わる受験の時、就職の時に
「この子はきっと大学にいくと思っていた。なのに急に就職をしたいと言い出した!!」
 
そんな急に言われても、子どもの考えを理解できないし、受け入れられない!
そして、子どもさんと、ぶつかり合ってしまう。
なんてことも、あるかもしれません。
 
   
急に言っていることが変わったりするとびっくりしちゃいますよね。
今まで知らなかった相手の部分が見えたり、期待と違う相手の部分が見えたりすると
動じない人の方が少ないと思います。
  
 
しかし、それも自然なことです。
子どもさんは、常に変化しています。
きっと大人よりも異常に速いスピードで、周囲を察知し、自分を察知し、変わっていきます。
言っていることも、コロコロと変わるかもしれませんが、
学び続けているので、変化して当然なのです。
   
  

変化・変容を柔軟に受け容れることが
コミュニケーション・関わりは良くなっていくのではないかと思います。

  
 
それは、大人同士でも、仕事の場面でも、子どもから親に対しても、パートナー同士も、当てはまります。
 
 

だから、あなた自身も、変わることを恐れずに
今の自分の考え・発想を信じて、あなたが思うあなたになることを許してあげてください。
自分を信頼してあげてください。
   
 

自分の考え・発想をどのように信じたらいいのか(自信)、
相手の変化・変容をどのように受け入れたら良いのか、
また別のコラムでお話しさせていただきます。
   
 

Thank you.