進路コーチさゆりです。
私は、母・祖父母の4人家族で育ちました。
私は家族が大好きです。
子ども時代によく聴いた言葉
”いい大学へ行って、いい就職をして、いい結婚をすることが女の子の幸せなんだよ”
バブル崩壊に伴う景気低迷の1990年代
世間では新規学卒採用が特に厳しかった
*就職氷河期*と言われていた
そんな時代に私は生まれました。
当時の社会の一般常識では
何よりも安定企業への就職が大事と
叫ばれていました。
しかし近年、瞬く間に
社会の動きは変わっていきました。
個人のあり方ひとつにしても
働き方ひとつにしても
選択肢は多様になっていきました。
思春期真っ只中のときの私
親の期待に応えたくて
親に応援してほしくて
親に喜んで欲しくて
自分のできる限りの
「良い子」を目指していたと思います。
同時に、一方で
「自分らしくいたい」
「いろんな選択肢を知りたい」
「枠に当てはまるのがつらい」
そんな気持ちもありました。
母は基本的に私の意思は尊重してくれていましたが
生活習慣 ・ 友人関係 ・ 進路のことで
お互いにうまく意思疎通ができず
歩み寄ることも難しいな
と思うことはよくありました。
「あんたも親になったらわかるわ」
という言葉をかけられると
( 今、理解することは無理なのだろうか・・・ )
理解を諦めたくないけれど
気持ちがモヤモヤしたまま
会話が終わることがありました。
( 親の期待に応えられない自分、こんな人間で良いのだろうか・・・ )
常に、自問自答していました。
母は仕事をしていたので
家ではストレス・疲れを
イライラの感情で
表してしまうことがあったと思います。
一方、私も自己表現が下手くそで
ちょっとしたボタンのかけ違いで大喧嘩。
自分の考えを信じるのか・親の言う通りにするのかの葛藤。
思春期のあとも
私の中で
くすぶる思いがありました。
ただ、気づいたことは
私自身、もっとお母さんの話を素直に聴いて
お母さんの気持ちを受け止めることができていたなら
お互いに無理なく
感情任せにせず
きっともっと気持ち良く
話し合いができたのではないかな
ということです。
母は親としての様々な想いを安心して話せる人はいたのだろうか?
私が大人になった今、思うことですが
祖父母が一緒に暮らしていたものの
母はシングルマザーでもあったので
こんな思い通りにならない我が子を
守り、支えるために
たくさんの迷いはあったと思います。
私が成長していく中で
寂しいと感じることも
多かったんじゃないかなと思います。
10代の親御さんたちが
我が子への想いを一人で抱えず
自分自身を責めることなく
誰かに素直な心で話せる時間は
とても大切だと感じています。
自分の悲しみも辛さも、そして願いも
しっかりと自分の中で味わって受け止められることで
自分自身を大切に、我が子を大切に
また前を向いて、毎日を歩き出せるのです。
そして今、崩れつつある社会の価値観
今やいい大学・いい大手企業・いい結婚することが幸せ
という日本人共通の 《 The幸せな生き方 》
そのような価値観は崩れつつあります。
今は昔と違って生き方も働き方も
多様になっているからこそ
自分の心と丁寧に向き合って
自分の価値観・思考力を育てることが
重要な時代と言われています。
数年で大きく変化する社会を
生きる私たち。
親と子の見ている世界に
異なりがあるのも当然です。
親子でお互いに理解をあきらめず
より良い意思疎通を実現するために
コミュニケーションのあり方を追求していくことは
大切だと考えています。
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